海外に行くため英語を勉強する

いつかは海外赴任に行くことになると思うのでそのためにいろいろと英語の勉強をする。

センター試験に英語が復活する話

以前のニュースではセンター試験から英語がなくなって、その代わりに英語検定の合格資格を判断材料にするとの発表があり、それに対しては自分なりに複雑な感情を抱いていたのですが、どうやら拙速すぎるのではないかと、国立大学の方からクレームがきたようですね。


それに対応するために、大学入試センターでは、もう4年ほどはセンター英語と併用する形式で、どちらを選択しても良いことになりそうです。となると、センター英語は残り6年間は継続することになりますね。現在の中学1年生までは英語検定あるいはセンター英語のどちらを材料にしても良いということになります。


そうなると、英語検定の二級の方が対策しやすいような気がします。高校2年生までに英語検定二級を取得しておけば、高校3年生の1年間は、英語の勉強をしなくて良いことになります。となると、他の科目に集中することができますよね。さすがに高校3年生で、英語検定準一級を取得するのは至難の技といわざるをえませんが。これは英語講師でも満点は取れない問題の難易度になっています。


センター英語と英語検定二級の英単語レベルは、ほとんど同じくらいです。センター英語はマニアックな英文法の問題が最初の方にあて、そこで時間を取りすぎてしまうと、配点の高い長文問題にまでたどりつけなくなってしまうことになります。センター英語の一番難しいところは、時間配分と解く順番です。長文問題から解く心構えと準備が必要になってきます。難度はそんなに高くはないのですが、80分という時間の短さが鍵を握っているわけです。


ですからそれを考えると、英語検定で二級を取っておくのがベストではないでしょうか。大学入試の準備は英語だけではないですからね。数学も国語も理解も社会もあります。英語がなければ、これらの科目に余った時間を注ぐことが可能になります。
特に理科と社会は暗記科目なので短期間での習得ができますが、積み重ね科目の数学と国語は短期間での学習では高得点は狙えません。センター英語ではなくて、英語検定二級で英語の勉強は終わりにした方が、大学受験は成功すると考えます。