海外に行くため英語を勉強する

いつかは海外赴任に行くことになると思うのでそのためにいろいろと英語の勉強をする。

難しい関係詞についての話

英文法にはあっても日本語にはない項目が少なからずありますが「関係詞」はその中の一つだと思います。

そして関係詞の中でも簡単でないものを少し集めてみましたので、学習の参考にしてみてください。

まずは「名詞」と「名詞」の間には「whose」しか置くことができない法則があります。例文は以下です。

Look at the house whose roof is blue.

これは、屋根が青い家を見なさい、の意味です。名詞「house」と名詞「roof」の間には「whose」しかありえないのです。
そして「house」は「roof」を持っているという所有の関係があります。

 

次に「動詞」と「動詞」の間には「what」しか置くことができない法則もあります。例文は以下です。


We should perform what helps others.
これは、他人を助けることをおこなうべきです、の意味です。動詞「perform」と動詞「helps」の間には「what」しかありえないのです。

 

関係詞の「what」は使い方が複数あります。とりあえず「何」とは訳せません。例文は以下です。
What he is is different from what he was.


これは、今の彼の性格と昔の彼の性格は違う、となります。「what he is」は「今の彼」となり、「what he was」は「昔の彼」となります。
ただしこれは「性格の話」ですのでそこは注意が必要ですね。
「what he used to be」も「昔の彼の性格」になります。こちらの方が頻出かもしれません。

 

関係詞の「what + 名詞」で「全ての何か」を意味することがあります。例文を挙げて説明します。
She gave him what money she had.
これは、彼女が持っていた全てのお金を彼にあげた、の意味になります。「what money she had」の語順に注意してください。


そして次にこの上の例文の中に「little」を入れて少し変化させて見ます。
She gave him what little money she had.
これは、少ないながらも彼女が持っていた全てのお金を彼にあげた、となります。「what little」の意味に注意してください。

 

関係詞「what」は「what 主語 動詞」で「誰かが?したこと」の意味になります。上記のものと少し違うので例文をあげます。
What he said was true.


これは、彼が言ったことは真実だった、となります。「what」は「こと」になります。これは主語になるパターンですね。
She can't believe what he said.


これは、彼が言ったことを彼女は信じられなかった、となります。「what 主語 動詞」が目的語になるパターンですね。

関係詞「what」はとりあえず、「何」と訳すことができません。
必ずしも疑問文で使われるとは限らないので、英文の中で出てきた場合は、関係詞なのか?疑問視なのか?を素早く判断する能力が必要となります。