海外に行くため英語を勉強する

いつかは海外赴任に行くことになると思うのでそのためにいろいろと英語の勉強をする。

日本語には訳せない「it」の例文を挙げてみた

代名詞「it」がすごく厄介なんですよね。日本語に無理やり訳すと変になります。
この訳せない「it」に関してよく見かけるものを3種類ほど例文を挙げて説明してみたいと思います。

 

「It will take him two minutes to make a box.」
「It cost him 100 dollars to enter the museum.」


上段は「彼が箱を作るのに2分かかるだろう。」の意味です。「it」を無理に訳すなら「時間は」となります。「him」の位置を間違える受験生がたくさんいます。「him」と「to」をくっつけてはいけないんですよね。


下段は「彼が博物館に入るのに100ドルかかった。」の意味です。「it」を無理に訳したら「お金は」になります。「cost-cost-cost」で無変化の不規則動詞ですね。これも並べ替え作文でよく見るのですが、「him」の位置をたくさんの受験生が間違えてしまいます。

 

次に2つの例文を提示しますが、この「it」は絶対に訳せません。確認してみてください。
「He found it easy to speak English.」
「He will make it if they help him.」


上段は「英語を話すことは簡単だと彼は思った。」の意味です。「it」は「to speak English」です。「to speak English」のような長いものが文の真ん中にあると迷惑じゃないですか。ですから後ろに置かれています。そして抜けた箇所に何もなかったらこれもおかしいので、意味がない「it」を置いているわけですね。


下段は「もし彼らが助けたら彼は成功するだろう。」の意味です。もう完全に日本語にはなりません。「make it」は「成功する」です。本当に意味がない「it」はこれですね。似ているのですが、「put it」「言う」もあります。